33wに入ったあたりから、腰痛の症状がたまに出てきました。
きっと妊娠後期に起きる骨盤が開いてきているって症状が出てきているのかなーって思ってます。
ある程度はしょうがないかなと思ってるんですが…
ここで気になってくるのが、『産後の骨盤矯正』。
やった方がいいのかな〜って妊娠初期の頃からぼんやり思いながら
過ごしていたのですが…
産休に入ったことだし、時間もあるから骨盤矯正について調べてみるか!
と思い立ち…笑
自己流ですが、色々検索してみたり、知り合いの医療関係者に聞いてみたりしました!
①そもそも産前産後の骨盤の状態って?
妊娠後期からは
『妊娠中に分泌されるリラキシンホルモンの作用により,
恥骨結合や仙腸骨靭帯が弛緩する』
というのは医学的に証明されているらしいです。
しかし、
『出産後はオキシトシンの作用によりすみやかに回復するとされている』
というのも医学的(一般的)に言われています。
まず恥骨結合の弛緩について
調べてみると、恥骨結合の距離は
通常:2〜3mm
分娩直後:7〜8mm
病的離開:12mm以上
病的離開の場合は、激痛で歩行困難になる等、
日常生活に支障をきたすほどだそうです。
よって病的離開でなければ、
産後自然に治ることが多く、
その後の痛みの原因は靭帯や骨盤底筋群の弛緩によるものだそうです。
次に仙腸骨靭帯の弛緩について
『通常は仙腸関節は可動性はほぼなく 1mm~3mm程度の可動範囲といわれており
可動性よりも支持性が重要とされる。』
『痛みの訴えとして仙腸関節部分(腰部よりやや臀部に近い部分)の痛みを訴えることが多いが、
関連痛として臀部や下肢の痛みのこともある。』
つまり、
大半は骨(骨盤)の異常ではなく、
産前お腹が大きくなることで、
腹部の筋肉が引き伸ばされて、体幹の支持性が低下することで
胸腰筋膜や背中の筋への負荷が増大することからくる痛みである
と理解しました。
そのことを踏まえて…
②骨盤矯正ってした方がいいの?
日常生活に支障をきたすような(歩行困難等)
恥骨結合の病的離開や破裂のような時は
整体などではなく、外科的な医療的介入が必要だと思いました。
それ以外の生理的な範囲内での弛緩であったり、痛みの場合は、
体幹の筋肉や筋膜からくる痛みと考え
肩こりなどでいく整体?マッサージ?と同じ感覚で捉えていたら
行ってもいいかなと思いました!
③結論!『骨盤矯正』に行く?行かない?
調べてみるとそもそも『骨盤矯正』って医学用語じゃないですし、
大々的に医学用語じゃない文句を謳っているところって、
医師法(医療法)に違反or危ない店ですからね…
よくbefore→afterなんかで
-○○cm!!!や
左右対象になりました!!!
…ってのがあるけど、
イメージ的に小顔ローラーなんかと同じで
瞬間的には効果が出るけど、
体幹トレーニングや姿勢を日常的に意識しないと
すぐに元通りってのが現実みたいですねーw
骨盤矯正は必ずしも必要ないし、医療行為ではない
と頭に入れた上で、お金と相談しQOLが上がるのであれば、
活用していければなと思いました!
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